ネイビーウィングの翔破

シアトル・シーホークス応援ブログ

【8】ルーキーミニキャンプ開始&ジャーメイン・イフェディと5年目オプション

 現地ではルーキーミニキャンプが開始されました。

 ミニキャンプのロースターは以下になります。

 

 

初日を終えて

 初日のミニキャンプを終えてピート・キャロルは主要選手の印象を語っています*1

 まず1巡目ルーキーのL.J.コリア―について、有利で長さのある腕でプレーし、非常にうまい手の使い方をするのがその特色であるとし、スキームに合う期待の星だとしています。マイケル・ベネットがプレイしたスポットで、類似するあらゆることをこなすことになるようです。

 D.K.メットカルフは練習の中で、スリップしてもボールを追いかけてキャッチに結び付けたり、オーバースロー気味のボールにも対応してキャッチをしたりと、印象的なプレイをしました。キャロルはその速さと体格、そしてキャッチの能力の幅広さをはっきりと感じたようです。残念ながら他のドラフトWRのゲリー・ジェニングスとジョン・ウルサは、ハムストリングのケガで参加ができなかったようです。

 LBのコディ・バートンとベン・バーカーベンは、要求されることが多くある中でそれらをよくこなし、キャロルの印象に残ったということです。それが2人の万能さを意味しているようです。

 マーキス・ブレアをSS、ウゴ・アマディをFSでプレイさせるプランがありましたが、アマディはコーナーバックやニッケルバックでもプレイできる万能さを示し、スロットレシーバーのカバーに入る可能性も出てきたため、今後の動向に注目です。

 ルーキーのみならずNFLのフルシーズンでの経験がない選手も参加資格があり、その中でも昨年から練習チームに入っている、CBのシメオン・トーマス(Simeon Thomas)のプレイが際立っていたようです。キャロルも、彼にとって今回は重要なキャンプだとし、スキームや重要な点、テクニックなどを理解している彼の次のステップが楽しみだとしています。

 

12人のドラフト外ルーキーと契約

 ミニキャンプにはドラフト外で契約したルーキーも参加しています。以下、シーホークスが契約した12人のドラフト外ルーキーです*2

QB Taryn Christion

TE Mik’Quan Deane

WR Terry Wright

S Jalen Harvey

CB Derrek Thomas

CB Davante Davis

DT Jay-Tee Tiuli

G Demetrius Knox

DT Bryan Mone

TE Justin Johnson

WR Jazz Ferguson

RB Adam Choice

 

ルーキーたちの背番号

 ルーキーの背番号も発表されました*3

[ドラフトルーキー]

95 – DE L.J. Collier
27 – SS Marquise Blair
14 – WR DK Metcalf
57 – LB Cody Barton
11 – WR Gary Jennings
60 – G Phil Haynes
28 – FS Ugo Amadi
55 – LB Ben Burr-Kirven
25 – RB Travis Homer
67 – DT Demarcus Christmas
15 – WR John Ursua

ドラフト外ルーキー]

6 – QB Taryn Christion
7 – CB Derrek Thomas
9 – WR Terry Wright
22 – CB Davante Davis
35 – RB Adam Choice
43 – SS Jalen Harvey
61 – DT Jay-Tee Tiuli
63 – G Demetrius Knox
79 – DT Bryan Mone
85 – TE Mik'Quan Deane
86 – TE Justin Johnson
87 – WR Jazz Ferguson

 

ジャーメイン・イフェディの件

 5月3日が2016年1巡指名ルーキーの5年目オプション行使の期限でしたが、シーホークスはTのイフェデイにオプションを行使しませんでした。しかしこれによって契約延長の道が絶たれたわけではなく、キャロルは、今はロースターの組み立ての真っ最中であり、大きな要求に乗ったり乗れなかったりするとし、チームとともに成長し多くの貢献をしてくれているイフェディに今後も活躍してもらいたいということを明らかにしています*4

 イフェディはNFL入り後、全44試合にフル出場していますが、ワーストである33のペナルティを受けています*5

 

最後に

 ルーキーは期待される人材が多いようで、その背番号が今後歴史に刻まれることになるのか、楽しみなところです。

 ジャスティン・コールマンもいなくなったCBは個人的に改善の余地があると思い、ドラフト外CBのデレク・トーマスとデヴァンテ・デイヴィスはタックル数やインターセプト数もカレッジ時代に多く記録しているため期待できるのではないかと思います。アマディがコーナーやニッケルでも動ける人材ですので、ここの組み合わせや競合がどんな結果となるのか注目したいです。

 イフェディを今後もTで起用するようですし、ドラフト外でもGの1人のみの契約でしたので、OLには相当満足しているようです。パスプロテクションの改善が必要な気がしますが、補強は考えていないようですね。

 今後ルーキーミニキャンプの内容は逐一の報告とはならないかもしれませんが、随時更新していきたいと思います。

 

今回は以上です。