【25】2019-2020シーズン week4 vs.Cardinals
過去3試合で数々のミスを積み上げる中、シーホークスにとっては様々な悪運がつきまとってきたステート・ファーム・スタジアムでの試合となりました。この同地区対決を制し、シーホークスは3勝1敗となりました。
※試合前の動き
①TEヴァネットのトレード
スティーラーズとの間で、2020年4巡目指名権とTEヴァネットがトレードされました。ヴァネットがホリスターより優れたブロッカーである一方、ホリスターがディスリーやヴァネットより優れたレシーバーである中、シーホークスはかつてのTEルーク・ウィルソンをチームに呼び戻しました。
②Sコルバートのロスター入り
WRジェニングスのウェーバーの話もありましたが結局それには至らず、DTモネがウェイブされて、練習生のSコルバートがロスターに加わりました。今回の試合にはインアクティブでした。
(2)スタッツ
passing | 240 | |
---|---|---|
rushing | 115 | RBカーソン 104 |
receiving | 240 | TEディスリー57 |
(3)注目選手
RBカーソン
やはり彼がシーホークスのNo.1RBだということを見せつけられる試合となりました。かつての姿を取り戻し、104ラッシュヤードを記録するに加え、41ヤードのレシービングヤードも獲得して、この試合はカーソンの支配するCarson's Gameとなりました。
RBペニーがインアクティブということもありましたが、キャロルHCの信頼が失われていない中、その理由をしっかりと形に残す結果となりました。
WRブラウン
WRモーアやWRメットカーフを抑え、WRロケットと並んで活躍を見せたブラウンは、3ターゲットすべてをキャッチ、50ヤードを獲得しました。
TEディスリー
He does it again ‼️@Will_Diss out here doing Will Dissly things.#GoHawks x #SEAvsAZ pic.twitter.com/2gyilknl5J
— Seattle Seahawks (@Seahawks) 2019年9月29日
8ターゲット、7キャッチ、57ヤードで今回も試合のカギとなるレシーブを見せました。
DEクラウニー
27ヤードのインターセプトリターンTDで試合展開に大きく貢献しました。DEグリーン、LEOアンサもそれぞれ1サックを記録、特にベテランの期待度の高いパスラッシュ陣がその力を発揮し始めています。
LBケンドリクス
2サックを記録、ワグナー、ライトを加えたトリオLBでその役割がますます重要になっています。
(4) まとめ
ランヘビーオフェンスがカーソンの復活によってよみがえり、その中でのディープパスも、様々な役者がそろうレシーバー陣をうまく活用しながら開通する展開で、シーホークスはやりたいオフェンスを実現に近づけることができた試合だったのではないでしょうか。クラウニーやアンサも存在感を見せ始め、ケンドリクスやCBグリフィンのカバーもうまく機能し始めて、ディフェンシブチームの側面も取り戻せる予感がします。来週は山場のラムズ戦、49ersの躍進の中で非常に重要なゲームになりそうです。
参考:
1.https://www.cbssports.com/nfl/standings/
2.https://www.espn.com/nfl/team/_/name/sea/seattle-seahawks